こんばんは、3連休の初日は大雨でした😅最近ここまで強い雨は降ったりしなかったので今日は久しぶりの大雨という感じでしたね。
本日はブログコンテンツで作ったものの、なかなか書けていなかった書籍紹介に関して記事投稿してみようと思います。先週購入した書籍で、石井勝利さんの「85歳、現役・投資家のお金の哲学」に関して紹介していきます。まず私の書籍ジャンルに関しては投資関係の本が多いですが、その他にも自己啓発等の書籍を読んだりしています。この本の購入の動機ですが以前に、藤本茂さんの「87歳、[現役]トレーダー」という書籍を読んでみてすごく面白かったので、同年代くらいの方の石井勝利さんの書籍を今回購入しました。
著者の紹介
まずは、著者の石井勝利さんについて紹介していきたいと思います。石井さんは御年85歳という年齢でありますが、投資家キャリアは45年の大ベテラン。高卒後に文化放送へ就職。働きながら夜間の早稲田大政治経済学部を卒業したとのことです。政党機関紙の記者を23年勤め上げ、その後は金融関係の著作、評論等で独立し現在は本の出版等情報発信で月収150万とのことです。もともと幼少期は貧しい家庭でありお小遣いももらえない3人兄弟の3男として育ちました。お小遣い稼ぎにおばあさんと裏山で「竹の皮」を取り(おにぎりを包むための材料)小遣い稼ぎを頑張っていたそうです。こういった貧しい環境で育ったことが、自分で稼ぐという今に繋がったとおっしゃっています。
「商社株」のススメ
この書籍自体はタイトルにあるとおり「お金の哲学」という名前がつけられており、トレードに関する具体的且つ専門的な内容の本というわけではないですが、次の章で紹介するお金と人生というテーマについて非常に石井さんの人生ストーリーから学びになる内容がつづられておりましたので、そういった長年の人生経験から語られるお金に対する向き合い方が参考になった印象を受けました。
投資の世界の話になりますので、絶対確実100%儲かるという根拠はなく最終的に投資は自己責任となりますが、
株式においてNISAのことも書かれており、長期的にどのような株が良いのかも言及されていました。商社、電機、機械、銀行等の分野は長期的に成長し収益を上げていることからおススメとありました。特に商社株に関してはかなり前向きであり、その事業特性から常に収益の上がるところへ資本を出資し見込みの無い事業は撤退するといったように低迷しようがないという事業形態とのことです。日足、週足、月足を見て安定的に右肩上がりを描いている銘柄を選ぶことが良いとされていました。これは安定的に株が買われて時価総額が増えている証のとのことですが、反対に新規上場や小型の人気銘柄等は思わぬ損失を被ることがあり痛手を被ることがあるとされていました。商社株は長期的に見て成長の見込みがあるため、どのタイミングで買っても有望であるとのことです。
かくいう私もこの内容を見て5大商社(三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、住友商事、丸紅)の内の三井物産を購入してみました。今年のNISAの成長枠がまだ残っておりましたので購入にあてました。ちなみにやはり、どのタイミングでも問題ないとはいえロスカット設定は必ず必要であると考えていますので、NISA口座であろうが切る時は迷いなくロスカットするというのが私のスタイルです。長期で持てれば持つし、ダメだったら撤退するという感じです。
お金と人生
投資には少なからず運が絡むともいわれますが、運も実力と言わざるを得ないのが石井さんのストーリーを読んでいて感じました。
バブル前に父親から200万を相続替わりで譲りうけますが、この200万を自分のぜいたく品、嗜好品に使わず当時新婚で430万の分譲住宅を買ったことを火種に買い替えを繰り返してバブルの追い風も受け2000万、最終的にバブル絶頂期に6600万まで大化けしたとのことです。このように200万の使い道を活かすも殺すも自分次第であると感じました。
また、判断力に関してもお金を引き付ける上で大事なことであると感じました。
石井さんは文化放送を23年勤め上げ退職しますが、退職前は部長職で700万と高給取りの立場でありましたが職場ではパワハラがひどく心身共にひどく疲れ切っており心臓発作を患っていたとのことです。そんな折に妻から会社を辞めて自分の好きなことで働けばよいとの後押しがあり、独立を果たし年収2000万、最高5000万程まで稼いだとのことでした。収入を増やす重要なポイントとして逆境をバネにマイナスからプラスへ転換。好きなこと、得意なことで生きていくが大切だと語っておられます。
自分が年収700万のポジションについていた場合、その時々の状況というのは本人にしか分からない部分もあると思いますが、なかなか辞めたいと思っても辞められなかったりする人もたくさんいると思います。このようにマイナス局面をターニングポイントとして捉えてプラス転換する判断力は是非身に着けたい処世術ですね。
一番最後にお金持ちになる要素を箇条書きで書かれておられるのですが、その中に上司のマイナス思考やパワハラ、身勝手な会社とは早々に円を切ることが大切だということです。以前私の勤めた会社でもパワハラが常習化しておりましたが、まさにその通りであると感じます。自分から環境を変えていく勇気が未来を開くと語っておられます。
この書籍は全体を通して自己啓発に部類する内容でしたが、気持ちが落ち込んでいるときなどもう一度読み返して頑張る気持ちを持てるバイブルとしたいと思いました。このほかにも、記事内容では書ききれない、様々なことが書かれおります。是非一度手に取って読んでみてください。
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