どうもこんばんは!日付は10月23日19:30ですね。最近特に朝と夜の寒暖差が激しく朝は特に冷え込みますね💦
体調を崩しやすい季節の変わり目、風邪をひかぬよう気を付けましょう!
ということで本日は先週に取引を終えました。ソニーグループの株取引について記事にしたいと思います。9/18にエントリーをしまして、その間10/1に1株を5分割という形で株式分割が行われましたね。決算であったり、このような会社起因のイベントは自分はあまり良い思い出が無く翌日の株価をビクビクして見ていたのですが、結局あまり株価変動に影響はなく決済を終えたという感じです。
今回の内容は以下の通りです。
1. エントリーポイントの解説
以下は取引したソニーグループのエントリー時のチャートとなります。チャートが見やすいように少し右側に引き伸ばしています。
エントリー概要
・(6758)ソニーグループ
・9/18 2539円 500株 (※実際は12,695円の100株で買いでしたが、株式5分割の為に分割後の価格で標記しています)
・買いでエントリー
ここではエントリーした根拠2点について説明していきます。
根拠1
まず1つ目ですが、チャート上の左側で囲んだ青色楕円の箇所についてです。楕円部は下落基調にありながら細かい値動きが多く上下に動きつつも高値を切り下げながら上とも下ともとれない細かい値動きが横移動しながら密集していることが分かります。少し切れていて見えなくて申し訳ないのですが、青楕円の始まりは2月下旬ごろからスタートし終わりが4月末頃まで続いていました。上方向にも下方向にもぶち抜いて大きく値が動くことなくその間価格は停滞しています。このことから、青楕円の範囲内でポジションが密集していたことが分かります。そしてこの細かい値動きの集合体で着目した点として、この範囲内をレンジ相場と見立てた時に4月の20日前にローソク足の底値およびヒゲを付けていることが分かります。ちょうど右に伸びている点線の青矢印の始まり付近です。そして、この点線青矢印が伸びた先には私がエントリーを行ったポイントのローソク足まで伸びています。つまり、期間として半年ほどのチャート図となりますが、その間に2500円台を大きく下回って値を付けたのは2回のみ(点線の青矢印より大きく下に価格が下がったタイミングが2回)なので、2500円台より下に価格は下げにくいだろうと考えました。
根拠2
こちらも根拠1と重複するような説明になりますが、このチャート内で一番価格の取引が多いところとして、価格帯別出来高(黄色バー)が一番右に伸びているために取引が注目される価格ということが言えます。エントリーした日のローソク足は価格帯別出来高の中で陽線をつけています。価格帯別出来高を上抜けするか、下抜けするかで今後の値動きの向かう向きが確定してくる可能性があります。価格帯別出来高はローソク足が上抜けすると支持線、下抜けすると抵抗線になりやすいです。正直9/18のローソク足陽線の段階では上に抜けるか、下に抜けるかはわからない状態でのエントリーでしたが、もし下抜けし2500円を割りこむ値動きが見られたら即損切をするつもりでいました。
後付けの話になってしまいますが、9/20(エントリーから2日後)では価格帯別出来高を上抜けして大きな陽線となってます。そして、この陽線が「このまま足を確定させそうだ!」と気づいた段階でエントリーをしてみても確度としては期待値の高いエントリーになったのではないかとも思えます。
エントリー根拠まとめ
青丸部レンジ上下のなかと、価格帯別出来高を考慮して2500円が底値になりうる可能性があると判断した。
また、2500円を下回る値動きを見せたら即損切するつもりでロスカット位置を設定していた。
2. ピラミッディングによる建玉上乗せ
下図はエントリーから決済までの箇所に線を引いた上記チャートの先端部分を拡大したチャートです。
まず上記チャートでは利益と損失の2カ所の決済があるので、決済概要を分けて記載します。
①利益を出せた決済(黄色の矢印)
9/18 2539円 500株 買い
→10/10 2828円 300株 売り +85,750円
→10/18 2720円 200株 売り +36,300円 合計+122,050円
10/10の利益決済では、ある程度の利益が乗った段階でそろそろ利益確定の売りを検討していました。緑の長期移動平均線よりも上にあったことからホールドすることも考えてはいましたが、値動きが鈍くなりつつありましたので300株の売りを入れて一部利益確定させることとしました。この段階で残り200株の保有で含み益を掴んでいる状態です。15日か16日の段階で値動きが下げてきていることが見て取れたのですが、長期移動平均線に対して値動きの反発が起きてさらに上を目指せないかという思惑で利益確定の価格を長期移動平均線の下の2720円に設定しました。しかし、意図とは反して長期移動平均線を割り込む形で足を確定させて、残り200株は結果的に10/18の大きな下げで決済した形となります。
②損失の出た決済(ピンクの矢印)
10/11 2860円 500株 買い
→10/11 2830円 500株 売り -18,780円
ピラミッディングとは?
まず、このタイトルにも名付けたピラミッディングという手法について説明したいと思います。ピラミッディングとは、ポジションが利益を上げている間にさらに同じ方向に建玉を追加する手法のことです。その名の通り由来はピラミッドから来ています。
ピラミッドのように下段側には9/18の500株買い、上段には10/11に追加した600株買いという形で追加で上昇基調の局面で買っていくことを指します。10/11の方が9/18より建玉が多いですが、この辺りは特に明確に定義は無いです。上段は最初の建玉より少なめにする方がうまくいくイメージがあります。というのも、なかなか思惑通りそのまま上昇していってくれることが少ないと感じるからです。
10/11に追加で600株買いましたが、即座に下落をしたのでロスカットしました。エントリー時は陽線を付けていました。上がればラッキーという程度でロスカット位置は僅か30円程しか見ていなかったのですが、その後ズルズルと下げる日が続いたので結果的に-18,780円と少ない損失で留めることが出来ました。
今回の内容は以上となります。今回のピラミッディングの手法は損失に終わりましたが、上昇局面で上手くハマると利益に利益が乗ってかなり面白い取引が出来ます。相場観の強い時などには是非積極的に狙いに行ってみるといいかもしれません。
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