こんばんは、10月の半ばに差し掛かりましたが朝晩は割と涼しく、日中はまだまだ気温が高めの日が続いていますね。体調管理に気を付けましょう😊
ということで、今回は誰でも始めやすい積立投資の複利運用について触れていきたいと思います。10/14の内容に引き続き積立投資のお話となりますが、今回は補足的な内容として、積立投資で知っておいて頂きたいことだけをピックアップしていきます。
本日のテーマは以下に沿ってお話したいと思います。目次ドン!
①積立投資のメリット、デメリット
それでは早速①の積立投資のメリット、デメリットということでそれぞれ述べていきたいと思います。メリットとデメリットといったものの自分含め、多くの方にとってはデメリットは存在しないんじゃないかというくらい、メリットしか思い浮かばないのが正直なところです。とりあえず箇条書きでそれぞれの良し悪しを挙げていきます。
メリット
・一度金額設定すれば、全自動で運用してくれる
・解約せず投資し続けている限り、寝ている間も24時間運用してくれる。
・売り買いのタイミングを考えなくて良いので、時間的にフルタイムで働く会社員にとって恩恵が大きい。
・定期預金の利回りよりも期待値の高い利回りが得られる(勿論変動ありきの為、マイナスもあります)
デメリット
・成果が出てくるまで時間がかかる(すぐに成果が出ない)
・決まった金額を定額で掛け続けないといけないため、投下資金が拘束される
・機会損失!?
まとめ
結局のところ、普段日中は会社で働いているサラリーマンにとって長期的な資産を築く上で定額預金だけではカバーしきれない現代の利回りを投資の利回りで補いつつ、尚且つ難しい財務諸表であったり各個別企業の業績分析であったりをすっ飛ばして、市場全体のパフォーマンスを買うことによって長期的に資産形成できますよというところにメリットがあるのではないかと感じます。もちろん投資商品なので、暴落時期で一時的に投資額が目減りすることはあったとしても、長期的な視点で見れば増やせますというのがミソですね。そして、デメリットの3つめに機会損失と書かせて頂きました。これは何というか、短期トレードも並行して行っている立場の人間にとって、デメリットの2つめに書いている「投下資金が拘束される」という点において、短期トレード用に資金を流動的に扱えなくなってしまうこともあるということであえて書かせていただきました。トレード以外にも普段日常ベースで急なお金が必要になった際にも言えることだと思います😅
②複利運用の効果
それでは、お次の複利運用の効果についてお話しさせていただきます。まずは辞書的な意味合いとして複利とは、元本(元のお金)に利息を加えて運用し、その元利にさらに利息が付く仕組みです。利息が利息を生む(利益が利益を生む)構図となっており、雪だるま式に資産が増えていくとされています。複利の効果は、金利が高く且つ運用期間が長いほど大きくなります。そのため、将来に向けた資産形成を効率的に行うには、複利での運用を「なるべく早く始めて、長く続けること」が重要とのことです。
相対性理論で有名なアルバート・アインシュタインは、「複利は人類最大の発明だ。 知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う」という言葉を残したそうです。
以下の図は各投資商品における年間の利回り参考値です(KAVEIWアプリ参考)
やはり注目すべきは過去30年平均で10%の平均利回りを誇るS&P500でしょうか。オルカン(オールカントリー)の7%運用も目を見張るものがありますね。GPIFとは年金積立金管理運用独立行政法人のことで、私たちの年金もこちらで運用されている中で運用利回りとしては4%程となっていますね。
それでは次の項目で、上記の利回り値を参考にどのくらいのパフォーマンスが得られるかシュミレーションしてみましょう。
③積立投資で利率毎にシュミレーション比較
最後にシュミレーション比較を見ていただくということで、先ほどの利回り表にて4%、7%、10%の各利率で約30年先まで毎月3万ずつ運用した場合の成果を見ていきたいと思います。
概要
・想定利回り、3%、7%、10%の3パターン
・毎月3万円ずつ積立投資
・30年後までの資産
上記概要に沿って、以前記事にしたAIツール「Copilot」で結果を表にまとめてみました。
まとめ
利回りの差で30年後の成績は大きく差が開く形となりましたが、いずれにしても現在の銀行預金の利率を見る限り使わないお金を銀行で寝かせているくらいならこのような形で資産運用に回せるほうがメリットは大きいのではないかと感じます。投資は確かに短期的にみると上げ下げしますが、長期的な視点で見た場合に最終的に投資した金額よりも1円でも多く上回る結果が得られればOKなのではないかという風に見ています。「ローマは一日にしてならず」という大事業は短期間では完成せず、長期にわたる努力が大切であることを意味する有名なことわざがありますが、資産運用にも精通するところがあると感じています。上記の表のまとめはCopilotを使いましたが、以下に想定利回りなどの計算に役立つリンクを貼り付けして締めにしたいと思います。よかったら使ってみてください。ここまで目を通していただきありがとうございました。
リンク先
積立計算(複利毎課税) - 高精度計算サイト (casio.jp)